大型犬と暮らす絶景ハウス










生まれ育った土地の風景をとても気に入っていたご主人のSさん。
奥羽山脈がパノラマのように広がる実家の敷地を利用して、夫婦の新居づくりを始めました。
参考のために訪れていた木組の完成見学会で魅せられたのは、薪ストーブと土間のある住空間。
両親と共に可愛がっている大型犬と一緒に暮らす自分たちの家のイメージがすぐに湧きあがったというSさん。

木の家づくりを願っていた夫妻と構造材まで無垢材を使用した木組の設計理念が合致し、
完成したS様邸の吹き抜けには、美しい天然木の梁がその存在感を静かに示しています。
含水率10%以下の無垢材は、ねじれ・割れ・収縮を極限まで減らす乾燥の特許技術によるもの。
寺院や神社など日本の歴史的建造物の多くは木材でできており、良質な木材を使った建造物は鉄筋コンクリートの建物よりもずっと長持ちします。
自然の物を使い、できるだけ長く使い続けるという、あたりまえの考えを大切にした家づくりです。

高断熱高気密の構造は、その性能の高さから、初春や初秋に外気温より室温が低くなって肌寒さを感じるケースも多くあります。
その問題を解決するのがS様邸の吹き抜けにあるふたつの大きな窓。太陽光を取り込み、合間の季節に暖房の熱によらないちょうど良い暖かさを室内にもたらします。そう聞くと快適さの想像より先に、夏の暑さに心配が及ぶかもしれませんが、太陽の高度が落ちる秋から冬にかけては日射を取り込み、再び高度が高くなる時期は計算された角度の軒が太陽光を遮蔽するため、夏は影響を受けません。さらに内装材のシラス壁が湿気を吸湿し、ジメジメした季節も室内の空気は軽やか。
家自体の断熱性能と相まって夏季の電気代はエアコンをつけっぱなしでもなんと八千円代というから、昨今の物価事情から見てこの塗り壁は賢い投資ともいえるのではないでしょうか。化学物質を一切含まず、自然で豊かな風合いと安らぎ感を空間に添えるだけでなく、アンモニア臭をほぼ30分で完全消臭する性能まであり、まさにS夫妻のためにあると思える多機能さ。あらゆるストレスから解放するための素材選定や設計の工夫を細部にわたり計画しました。

敷地面積 49998㎡ (約151.24坪)
延床面積145.72㎡(約44、08坪)
※車庫・小屋裏を含む
1階面積71.21㎡(約21.54坪)
2階面積39.74㎡(約12.02坪)


その他の実例

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