梁と柱の交錯が美しい頑強な家












親戚や友人などの来客が多く、にぎやかに過ごす機会が多いMさん一家。
子どもたちがのびのびと育つ家づくりを求めて夢ハウス新潟工場への見学ツアーに参加し、特許取得の乾燥技術で構造材にまですべてに無垢材を使用した住まいづくりに触れ、健康住宅の必要性を感じたそうです。
無垢材であること、薪割りを楽しむために暖房が薪ストーブであること、BBQができるスペースがあること、それらの要望を満たして完成したM様邸は、大きな屋根が重なった日本的な印象の佇まい。母屋の手前に設けられた大きなガレージは壁を設けないことで力強い梁組が外観のアクセントとなっています。そのうえでBBQを楽しめる広い屋外スペースや玄関の雨よけも兼用している効率にも優れた設計に。玄関を入ると左手に収納を備えた家族用玄関が控え、ゲストはそのまま土間を通じてリビングへ。
「打ち合わせで説明してもらっても図面からは完成形をほとんど想像出来ていませんでした。こんなに理想を上回る仕上がりになるとは、実物を見て感動してしまいました」と奥さん。

玄関から通り土間でリビングまでつながる開放的な空間にあって、冬のさなかも玄関から水回りまで寒さを感じない秘密は、構造に組み込まれたアルミ遮熱材が握っています。宇宙服にも使われる熱の反射技術を応用したアルミ遮熱材と断熱材を併用することにより、延べ床面積約41坪のM様邸を薪ストーブ1台で効率良く暖めます。冬だけでなく、夏の陽射しも遮断してロフトに熱がこもることもなく、エアコンに頼り過ぎない生活を実現する優れた建築材です。
のびやかな開放感に反して、肌にしっかりと感じる暖かさは、視覚に訴える無垢の木のあたたかみの力も、もちろん大きい。内装に使用された天然のセラミック物質であるシラス壁は退色・劣化が少なく調湿性に優れ、室内の湿度を快適に保つことで冷暖房効率を助けています。
12月末の厳寒期でも子どもたちは1階と2階を行き来して活発に走り回り、冬の長い秋田において室内環境が育ち方にも影響力を持つことを実感します。
自然の物を用い、できるだけ長く使い続けるという基本思想のもとに高品質な無垢材を厳選し、本物ならではのあたたかさや優しさ、気持ち良さを感じられる空間設計を目指しました。時代は変わっても根源で求める安らぎは変わらない。快適のための新技術と、素材のぬくもり、その双方の安心感に包まれた住まいが完成しました。

敷地面積570.75㎡(172.65坪)
延床面積137.80㎡ (41.68坪)
1階面積74.52㎡(22.55坪)
2階面積63.21㎡ (19.13坪)


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